アギア・トゥリアダ(三位一体)修道院

聖ステファノス修道院の西北の独特な形成を持つ奇岩の上、風光明媚な標高535Mにアギア・トゥリアダ修道院がある。

修道院の共同体としての活動に関する文書陳述には、14世紀の文書が残されている。(1362年シメオン・ウレシの指令による) 15世紀に修道士ドメティオスによって創建されたとの記録が残されている。

修道院の入り口の左側には、聖イオアニス・プロドロモスに捧げられた小さな礼拝堂がある。岩に彫られたロトンダと呼ばれる円形教会である。残されている記録文書によると、この礼拝堂は小聖堂に改修され、1682年に修道司祭ダマスキノス、イオナス、パルセニオスの寄付により、美しい宗教画で飾られている。

三位一体の精神に捧げられたこの修道院の主教会は、岩の北西部に位置している。1475年-1476年の建築で、建築学的には、八面形半球天井四方柱十字型で、後に内側から支えられた梁で覆われている。

聖堂の主教会と内陣に施された壁画は、1741年にパルセニオス修道院典院の下、宗教画家アントニオス司祭とニコラオス司祭の二人の兄弟の手によって施されたものである。古い装飾の一部も保存されている。1689年に主教会の西側に、内側の梁を増やし広く半球状の屋根が増築された。内部を飾る壁画は、1692年にイオアニスとアサナシオスの二人のリゾス兄弟によって完成された。

近年30年の修復は典型的であり、修道院にとっても重要な課題であった。

 夏季の時間: 9:00-17:00 毎木曜日閉館 冬季の時間: 10:00-16:00 毎水曜日と木曜日閉館

 +30 24320-22220